はい、というわけでここからは趣向を変えまして、今まで散々こき下ろして来た「ハピネスチャージプリキュア」について、
「じゃあお前はどうすれば納得したんだよ!」という(まだ誰からも聞こえていないけど多分思ってるだろう)皆様のご意見に従いまして、
「じゃあお前はどうすれば納得したんだよ!」という(まだ誰からも聞こえていないけど多分思ってるだろう)皆様のご意見に従いまして、
「ハピネスチャージプリキュア!」に対する改善案を書いていこうと思います。
その中で、世界キュア「あり」の場合と、「なし」の場合の2パターン考えているのですが、先に文字の色の意味を説明いたします。
今回は、世界キュア「あり」の場合はどうするか、という私の考えを記述します。
それではスタート!!
①世界観について
・ブルースカイ王国
半年ほど前のブルースカイ王国から物語は始まる。
突如起きた大地震により、王宮の内部にあった封印の祠が崩壊。
災厄を封じ込めた箱「アクシア」が開いてしまったことで、中に閉じ込められていた幻影帝国の一味が復活。
人々を鏡棺桶に閉じ込め、邪悪なエネルギーで国全体を覆ってしまった。
人々を鏡棺桶に閉じ込め、邪悪なエネルギーで国全体を覆ってしまった。
神に仕える巫女としての役割も与えられているブルースカイ王族の女児によって
定期的に封印を強めるための儀式が行われているので、簡単には開かない筈。
なのに何故…という疑問を残しながらも、第一王女ヒメルダは命からがら逃げ出すことに成功する。
定期的に封印を強めるための儀式が行われているので、簡単には開かない筈。
なのに何故…という疑問を残しながらも、第一王女ヒメルダは命からがら逃げ出すことに成功する。
この事件はひめの中で大きなトラウマになっており、
毎晩悪夢となって彼女の心を蝕んでいる。
毎晩悪夢となって彼女の心を蝕んでいる。
・世界の状況
幻影帝国の幹部は第1話の時点ではまだ日本には進出していない。
しかし一部の人々は幻影帝国がいつ自分の家を壊しに来るか、いつ家族に危害を加えに来るかという恐怖に怯えている。楽観視している人はごく少数。
人によっては家を破壊され、仮設住宅暮らしに追い込まれることも。
その怒りと悲しみは誤魔化すことなく描写する。
その怒りと悲しみは誤魔化すことなく描写する。
②プリキュアの諸々のシステムについて
ひめは逃亡する直前、母から授けられた「プリキュア」の力を宿した「愛の結晶」を世界中に散らばるようにした(願いを叶えた後のドラゴンボールみたいな感じ)。
結晶たちは自分の意志で飛び回って、適合者を見つけると変身アイテムとカードに変身する。
ファントムによって変身アイテムを破壊されても、結晶だけに戻って逃げることが出来る。
そしたらまた新しいプリキュアを探す。
そしたらまた新しいプリキュアを探す。
プリキュアになることが出来るのは女性だけ。
これはプリキュアの力が、ブルースカイ王族女児が、ブルー神に仕える巫女として使用するものだから。
これはプリキュアの力が、ブルースカイ王族女児が、ブルー神に仕える巫女として使用するものだから。
ラブプリブレスはグリーン・ランタンのように光のエネルギーを蓄積していて、それを好きな形・好きなエネルギー形態に錬成することが出来るという設定。
(例:光の剣、炎の球、治癒効果のあるテープなど)
(例:光の剣、炎の球、治癒効果のあるテープなど)
あまり技を使いすぎるとエネルギー切れを起こす。
7月に登場する強化アイテムは「大きな台の形をした、同じプリカードを全員に同時に使用することが出来るアイテム」にする。以後、「スペシャルボックス(仮)」と表記。
※全員で仕えるフォーチュンピアノ的なもの
スペシャルボックス(仮)に認められることで、ハピプリの4人はスペシャルボックス(仮)にセットするとスーパーモード化&特殊技の使用が出来るアタッチメントを入手。順番にスーパーモードに覚醒する。
強化フォームの見た目がケバいのでデザインをやり直す。
あんなイノセントフォーム着た女の子と着衣◯◯◯◯したいとは僕は思いません(Y.T風に)
強化合体技は、アタッチメント4つを合体させてのバズーカ砲or巨大な剣。要するにトリプルガジェットか破邪百獣剣。
10月には、浄化されて改心したミラージュがプリキュアとして使用する新装備を登場させる。
これを使うことで、後半登場する強化された幹部たちからバリアを剥がすことが出来る。
12月あたりから、ミラージュの新装備を合体アタッチメントとまた合体させて最強武器になる。
③各登場人物について
・めぐみ
「人助け病になったきっかけが、家事を手伝った時の母親の喜ぶ顔である」という設定は同じ。そこから、「喜ばれること」への執着が強いことを描写で以って示す。
一度、完璧に善意が最悪の結果になって精神的にボロボロになる話を入れる。
その状態から、仲間の励ましによって立ち直るエピソードを入れる。
打たれ弱いとか偽善的だとか甘やかしたがりだとか、明確な弱点・問題点を指摘し、話の中での課題としてしっかり消化する。それでめぐみの成長としてつなげる。
誠司がサイアークからの攻撃を受けて死にそうになり、「当たり前の日常」の大切さを知る。
そこから誠司と意識し合うことになる。
ブルめぐとか一切なし。おもむろに見せ付けて誠司のSAN値を削る真似はしない。
・ひめ
ブルースカイ王国での一件がトラウマになっており、毎晩その時のことを悪夢に見る。
自分の国のことで世界中の無関係の人々に災厄が降りかかっているという事実に心を痛めている。
半年間逃亡生活を続けていたので何でも自分でやらないと気がすまないようになった。
家族が故郷に囚われていることに起因して、家族、特に家族愛が絡んで眼の色が変わる場面を入れる。
「勇気のプリキュア」らしくサイアーク相手にも1人で突進して行くが、初期にはむしろ「蛮勇」という言葉が似合う危ないキャラ。
めぐみたちを巻き込んでしまったことについて申し訳なく思っており、良心の呵責に苦しむ。
しかし本人は自分のことで周りを心配させまいと明るく振舞っている。
精神的・肉体的な限界が来て倒れ、「1人で何でも抱え込んではいけない」「いざという時は人に寄りすがる」ということを学んで成長する話を入れる。
王族としての教養を活かし、世界のプリキュアたちを助けに行く時はその国の文化や風習を紹介する係。
それまでずっとホームレス状態だったのがめぐみたちにバレて、
いおなの空手道場で預かられることになる(まりあが留学しているので空いていた姉の部屋を使わせてもらうことに)。
家事手伝いをしたり、新聞配達をして生活費を入れたり、
まりあのために部屋を毎日掃除したりと、彼女なりの「お返し」をしている。
いおなの空手道場で預かられることになる(まりあが留学しているので空いていた姉の部屋を使わせてもらうことに)。
家事手伝いをしたり、新聞配達をして生活費を入れたり、
まりあのために部屋を毎日掃除したりと、彼女なりの「お返し」をしている。
・ゆうこ
行動原理が「美味しいご飯」なのは同じ。
ただし、悪いことをしたやつに手を伸ばすなら、「あなたがやってきたのは悪いことなのよ」と指摘した上で「でもあなたがやり直したいというのなら見届けさせて」と更正のお手伝いをする感じに。
食べ物とつながって色々なことを考える場面をもっと入れる
(輸入食品を通して「世界の人とはどこかで必ず繋がっている」とか)。
(輸入食品を通して「世界の人とはどこかで必ず繋がっている」とか)。
仮設住宅地に炊き出しに出かけ、そこでひめと知り合う。
・いおな
しっかり者同士の関係でひめとは馬が合う。
出会いのきっかけは、幻影帝国に家を壊された人たちの仮設住宅組み立てのボランティア。
出会いのきっかけは、幻影帝国に家を壊された人たちの仮設住宅組み立てのボランティア。
まりあは海外留学中の大学生or高校生。海外出張回で、出張先を守っていたキュアテンダーがまりあの変身した姿だったと知ってビックリ、という話を入れる。テンダーが出るのは日本人街のあるフィリピンとか?
両親は日本に住んでいて、祖父・両親・自分の4人暮らし状態。これにひめが加わる。
両親は日本に住んでいて、祖父・両親・自分の4人暮らし状態。これにひめが加わる。
・プリキュア4人共通
家族との具体的な日常描写を入れた回を最低2回は入れる。
・ブルー
「地球の神」ではなく、「博愛の神」という肩書にする。服装のデザインをやり直す。
本体がブルースカイ王国に封印されており、デカニャンよろしく霊体を遠くに飛ばして交信している。霊体は戦闘力なし。
クロスミラールームの力を出すことくらいは一応出来る。が、関与したくても戦闘でプリキュアを直接助けることは出来ない。
最初に「神様」と呼ばれた直後に「人前でその呼び方されるとマズいから名前で呼んでくれるとありがたい」と言われて、皆から名前呼びされる(人によってはさん付け)。
誰に対しても平等に接する。恋愛禁止令は出さない。
※めぐみから「プリキュアにルールは他にないんですか?例えば、『恋愛禁止』とか」と言われて「何を言ってるんだい、アイドルじゃないんだよ?」と冷静に返す。
誠司とめぐみの関係を見て、ミラージュとの関係を自分も見つめ直すようになる。
周りから「最初からミラージュの気持ちを断れば心の傷は最小限で済んだ」と指摘された上で「僕も今から思えば確かにそう思う。僕のしたことは許されることではない。そのことは僕自身も重々承知しているし、何を言ってもどうにもならないだろう。けれど彼女がそれで無関係な人々を傷付けているのを見過ごせない。僕1人ではミラージュを止めることが出来ない。どうか助けて欲しい」とめぐみたちに頭を下げる。
水たまりや窓ガラスなど、鏡面の出来た所から出て来てサイアークの出現を知らせるのがお約束。
陥落した地域のプリキュアへの支援を月イチ以上のペースで要請する。
実はラスボスの作り出した人形orアルターエゴで、終盤に本体へ取り込まれる。
が、終盤にミラージュを心の底から愛していたということからラスボスに離反。最終回で呪縛から解き放たれ、1人の人間としてミラージュと結ばれる。
・誠司
めぐみと小さい時からの「家族」「日常の一部」としての側面を強調する。
周りが異性ばかりという「しずかちゃん状態」ではなく、男友達をもっと登場させる。イメージは「Splash Star」の脇役の皆さんの感じ。
めぐみに終始気を遣っていて、何も言わずとも何を求めているのか分かる関係。
ひめから「まるで夫婦だ」と言われたのをきっかけに意識し始める。
ひめから「まるで夫婦だ」と言われたのをきっかけに意識し始める。
めぐみが戦っているのを知っていながら、自分が何も出来ないということに悩む話を入れる(ココやナッツの悩みと大体同じ)。
「自分の仕事は、1人の人間としてのめぐみが帰る場所を守ること、信じて待つことである」という結論を落とし所にする。
「自分の仕事は、1人の人間としてのめぐみが帰る場所を守ること、信じて待つことである」という結論を落とし所にする。
・裕哉
相手をお前呼びしない。
もっと一途な気持ちであることを描写する。
具体的にはハトプリのハヤトや奏太みたいな感じ。
具体的にはハトプリのハヤトや奏太みたいな感じ。
デート話ではテンパリすぎて失敗しまくるとか、可愛げのある描写を入れる。
・りぼん&ぐらさん
2人のメイン話を入れる。ただのカード排出機にしない。
デザインをあの巨大テントウムシみたいなのから変える。デフォルメした怪獣のぬいぐるみみたいな感じに。
巨大なモンスターに変身して戦うことが出来るが、長い間やってなかったせいで5秒しか保たない(妖精にも一応戦闘能力が存在すると示すことで、ファントムの正体の伏線にする)
サイアークを倒して得たエネルギーを捕まえて、手でこねくり回してカードに変える。
サイアークを倒して得たエネルギーを捕まえて、手でこねくり回してカードに変える。
④幻影帝国について
・基本設定
基本は本編と変化なし。
幹部の人数を追加し、それぞれが違う地域を担当しているという設定にする。
占領したブルースカイ王国の大気は「邪気」に蝕まれていて、人間が入れないようになっている。
「邪気」がジャミングを引き起こすので衛星写真も撮影出来ず、現地の様子を撮るためには直接行って撮影するしかない(要するにミノフスキー粒子)。
幹部は全員「邪気」で体が構成されており、そもそも人間ではないという設定。
見た目も少し変えて、体のどこかに亜人的な意匠を加える
例:帽子を外したナマケルダの頭に角が生えている、
手袋を脱いだオレスキーの手にカギ爪がある、
ホッシーワのスカートの下から尻尾が見えているなど
例:帽子を外したナマケルダの頭に角が生えている、
手袋を脱いだオレスキーの手にカギ爪がある、
ホッシーワのスカートの下から尻尾が見えているなど
・ミラージュ
10月頃には「裏切られた悲しみには同情する。それでも世界中の人たちに迷惑をかけていい理由にはならない。あなたはここで止める」としてブルースカイ王国で浄化される。
自分のやってきたことについて良心の呵責に悩み、「償い切れないなら戦えばいい」というハピたちプリキュアからの言葉を受けて吹っ切れる。追加戦士として参戦。敵のバリアを剥がす役になる。
・ファントム(=ファンファン)について
目的はあくまで「プリキュアをプリキュアでなくすこと」。
なのでわざわざ変身解除されたプリキュアを鏡棺桶に閉じ込めたりはしない。
なのでわざわざ変身解除されたプリキュアを鏡棺桶に閉じ込めたりはしない。
変身を解除させた上で変身アイテムを破壊し、プリキュアに関連する記憶を消すだけ。
デザインを悪役らしく、黒もしくは毒紫色の服装にする。改心した後は白装束。
改心後は、敵怪人に貼られたバリアを剥がす役割を担う。
ヒーローサイドに戦える男性が居るという状況になるのがマズい場合、性別を女性にする。
その場合のデザインはファントムの格好したアンラブリーにする。
その場合のデザインはファントムの格好したアンラブリーにする。
悪堕ち前のミラージュとはパートナー妖精の関係ではなく、3体の妖精の中で一番ミラージュと仲が良かったということにする。
「ミラージュが悪に堕ちたことを悲しんで行方を眩ました」と勘違いされていた。
「ミラージュが悪に堕ちたことを悲しんで行方を眩ました」と勘違いされていた。
・ナマケルダ
基本は変化させる必要なし。
恋愛に対して積極的に水を差したがる役目だけホッシーワに譲る。
最終回で生瀬が登場する場合は、「連中が私とそっくりになったせいでとばっちりだ」と冗談を言う描写を入れたら面白いかもしれない(別人であるということを明示する)
・ホッシーワ
大まかな所は変化させる必要なし。
人を貶めずにいられないのについて、トラウマから来ている可能性を臭わせる描写をしない。
・オレスキー
「信じたって裏切られるだけだー!」とか言わない。過去を臭わせる描写は廃止。
それ以外の所は特に変えなくていい。
・黒幕
名前がアレなので変える。
動機は、「『心』というものが、圧倒的な力を持つ絶望と悲しみに踏み潰されていくのを見るのが楽しいから」。
宇宙一迷惑な愉快犯。
宇宙一迷惑な愉快犯。
300年前にブルーを送り込み、その後振られたミラージュにディープミラーとして接近。洗脳する。
プリキュアの力もブルーが生み出した力、そしてブルーを生み出したのも自分。つまり自分が作り出した存在であるとして、ずっと登場人物たちが自分の掌で踊っていたことを嘲笑う。
単独での力は超絶強い。本人曰く「その気になればいつでも地球を破壊出来る」ほどの力を持っているが、「人間が圧倒的な力で屈服させられ、絶望に捩れる姿が見たい」という理由で手加減をしている。
「愛だの絆だの幸せだのという戯言は力の前には無力。1人では何も出来ないお前たちが、人間であるお前たちがそれでも愛を守れると言うのなら、やってみせろ!!」と主張しながらラブリーたちを痛めつけ、全プリキュアたちの変身アイテムを破壊。愛の結晶を握り潰して変身能力を完全に奪う。
が、「時間をかけて育てた苗木が巨大な木を育むように、人一人ひとりの力が合わされば怖いものなんて無い!」「人の心を踏みにじって笑うことしかしないあなたに、私たちの絆は負けやしない!」と世界のプリキュアたちからの応援を受けたハピネスチャージの4人の心と反応し、新しい「愛の結晶」が誕生。4人でファイナルモードに変身する(イメージはデジモンアドベンチャーの最終決戦での「心の中の紋章」のくだり)。
最後はリュムナデスのカーサよろしく「これは誰の分」攻撃を4人から受けて、最終技で消滅する。
すみません、ストーリー編は長くなる&未完成なのでここまでです。
設定だけでも結構変えると行けるもんだなと思います。
特にひめ。設定をいじれば、彼女がどれだけ不快なキャラにならずに済んだことやら…
すみません、ストーリー編は長くなる&未完成なのでここまでです。
設定だけでも結構変えると行けるもんだなと思います。
特にひめ。設定をいじれば、彼女がどれだけ不快なキャラにならずに済んだことやら…